広島森田塾　塾生の声特別寄稿００１

広島森田塾|異業種交流・研修会を通じた人材育成

塾生の声特別寄稿 001

広島森田塾|異業種交流・研修会を通じた人材育成

森田塾に参加をして1年と5カ月経ちました。私が森田塾に参加するきっかけとなったのは、仕事で長年お付き合いのある方からの紹介でした。紹介して下さった方に、「自己啓発が趣味みたいなものなんですよ～」と、少し勇気を出してお話しをしたところ、「そうなのですか、実は、私もなんです。そうでしたら、森田塾というのがありますが、参加してみてはいかがですか？」ということになりました。自己啓発が趣味、というようなことを、人に話すのは少し恥ずかしい思いがありましたが、勇気を出してお話ししたことにより、すばらしい会に参加することができました。

“チャンスは、準備ができた時に訪れる”とか、“生徒に準備ができた時に教師は訪れる”と言いますが、まさにそのような出来事が起きたように感じています。では、1年以上経った今、森田塾で、何を得たのかということについてお話したいと思います。

森田塾に初めて参加をしたときは、モンテカルロの創業者で現在、会長である方から直接学べるということで、気分が高揚していました。半年から1年間は、そのような状態であったと思います。

何度も通ううちに感じたことは、森田代表は、とても身近に感じるお人柄だということです。大学で受ける講義のように、難しい話は無いし、とても贅沢な暮しをされている訳でもない、塾の準備や後片付けまでも自ら進んでされている、怒鳴りつけるようなことはなく、それはいかんよ、というように教えて下さる、といった、代表の誠実で謙虚なお人柄に触れるうちに、何か特別なことをしなくてはならないのではないのか、という思いは徐々に薄れてゆきました。そうしているうちに、少し緊張して高揚していた気持ちも、良い感じに緩んできました。

1年以上、通って得られたことというのは、代表のように、望んだ人生を実現させるためには、何か特別なことをしなければならないということではなく、誰もが知っている原理原則や、実際にやってみたら良いとことを、ひとつひとつ、積み重ねるように本当に実施することが大切なのではないか、ということです。

栄養ドリンクを飲んだときは、一時的に高揚し、よし、やるぞ！と力んでしましますが、長く続きません。反対に、無理をした分、ドリンクの効用が切れた時には、疲れが一気にきてしまい、やる気を失う、ということもあるかと思います。この森田塾は、そのようなカンフル剤的な作用をもたらすものではなく、日本茶や、ハーブティーのように長く続けて体に良いというような、長期的な学びによって、長期的な効用をもたらすものだと感じています。この効用は、森田代表の講話の内容を、森田代表のお人柄や豊富な経験に触れることでより深く理解し、それらを一つ一つ実践し、積み重ねていくことによって得られるものと思っています。

具体的に例をあげれば、エネルギーの法則である「明、善、愛、信、健、美、与」や、「３方善しの経営」、「吾、唯、足るを知る」などです。これらは、頭での理解はすぐにできますが、実際どのようにするのかは、なかなか独学ではわからないところがありますが、森田代表自身が実践していらっしゃる姿をみたり、いろいろと経験をされたとこを聞いたりすることで腑に落ちる、といったことがあります。

現在、森田塾に参加して出た成果については、私の場合、まだ目を見張るものはありませんが、それは、私自身まだまだ教わったことを一つ一つ実践できていないということであります。今まで学んだことを咀嚼し、実際の行動に変えていくには、それなりの時間が必要だと思っています。

しかし、1年以上参加をしてきた今、何か深いところで少しずつ変わってきているように感じています。そして何よりも、月に１回という頻度で、同じように社会のお役に立ちたい、もっと成長したい、夢を叶えたい、というような気持ちの方々と出会い、話をすることができる機会があることがとても励みになり、心地よいひと時でもあります。これからも、多くの方と知り合い、感化し合う仲間が増えて、共に成長して行けたら嬉しいです。

K・Y様

1年5ヶ月